取り調べメモ「すべて廃棄」=厚労省元局長公判で検事ら−大阪地裁(時事通信)

 障害者割引郵便悪用事件で、偽の証明書を発行したとして、虚偽有印公文書作成罪などに問われた厚生労働省元局長村木厚子被告(54)の第15回公判が24日、大阪地裁であった。同被告の上司らを取り調べた林谷浩二検事(34)が前回に続いて証人出廷し、取り調べ時のメモについて「すべて廃棄した」と明らかにした。
 林谷検事は、メモの廃棄は個人の判断とした上で、「供述調書と同じ内容が多く、プライバシーにかかわる情報が書かれている」と理由を説明。メモが証拠開示の対象になることについては、廃棄したときに知っていたと認めた。
 村木被告の部下の元係長上村勉被告(40)を担当した国井弘樹検事(35)も証人尋問で「メモは起訴の翌日にシュレッダーにかけた。取り調べの経過の参考になるものではない」と述べた。
 公判では、上村被告や上司らが相次いで、村木被告の関与を認めた捜査段階の供述内容を否定している。弁護人は記者会見で「メモが供述調書の評価にどういう意味があるか考えていない」と批判した。 

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小林氏陣営に提供1600万、北教組口座から(読売新聞)

 民主党の小林千代美衆院議員(41)(北海道5区)の陣営幹部が、北海道教職員組合(北教組)から、計1600万円の違法な政治資金を受け取ったとされる事件で、この金は北教組が管理する札幌市内の金融機関の口座から引き出されていたことが、関係者の話で分かった。

 札幌地検は北教組の組織的な資金だったことが裏付けられたとして、拘置期限の22日、北教組幹部3人と小林氏陣営幹部の計4人を政治資金規正法違反(企業・団体献金の禁止)で起訴する。

 北教組委員長代理の長田秀樹容疑者(50)ら北教組幹部3人は、2008年12月〜09年7月、「小林ちよみ合同選挙対策委員会」で資金管理を統括していた木村美智留容疑者(46)に、衆院選の資金を渡したとして、今月1日逮捕された。

 同地検が北教組関係者らが開設した口座の出入金記録の照会や、押収資料の分析を進めた結果、小林氏陣営側に渡った1600万円は北教組の管理する口座から出金されたことが判明したという。同地検は22日に4人を同法違反で起訴するほか、同法の両罰規定を適用し、団体としての北教組も起訴する方針。

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首相動静(3月19日)(時事通信)

 午前7時54分、公邸発。「クロマグロの禁輸否決について」に「よかったと思う。しかし、まだ予断は許さない。警戒はしておかないといかん」。同56分、国会着。同57分、院内大臣室へ。同8時2分、閣議開始。
 午前8時38分、閣議終了。
 午前8時43分、院内大臣室を出て、同44分、国会発。同46分、官邸着。同47分、執務室へ。同58分、川端達夫文部科学相、鈴木寛文科副大臣が入った。
 午前9時30分、川端、鈴木両氏が出た。
 午前9時31分から同10時4分まで、大塚耕平内閣府副大臣。
 午前10時15分から同31分まで、松井孝治官房副長官。
 午前10時37分から同11時1分まで、市村浩一郎民主党衆院議員。
 午前11時23分、執務室を出て特別応接室へ。同24分から午後0時4分まで、エジプト紙アルアハラムのインタビュー。小川洋内閣広報官同席。同10分、同室を出て首相会議室へ。
 午後0時29分、首相会議室を出て執務室へ。
 午後0時57分から同1時3分まで、中山義活首相補佐官。同26分から同32分まで、バンクーバー冬季パラリンピックノルディックスキー距離男子で金メダルを獲得した新田佳浩選手を電話で祝福。
 午後2時8分から同36分まで、鈴木文科副大臣。松井官房副長官同席。同37分、執務室を出て、同39分、官邸発。
 午後2時47分、東京・霞が関の中央合同庁舎4号館着。障がい者制度改革推進会議に出席し、あいさつ。
 午後3時19分、同所発。同22分、官邸着。同23分、執務室へ。
 午後4時40分、執務室を出て特別応接室へ。同41分から同5時5分まで、中国の王毅・国務院台湾事務弁公室主任が表敬。松野頼久官房副長官、福山哲郎外務副大臣ら同席。同7分、同室を出て執務室へ。
 午後5時25分、執務室を出て、同26分から同34分まで、大ホールで報道各社のインタビュー。「核密約の文書が破棄された可能性があることが明らかになったが」に「新政権としては重要文書はしっかりと保管されなければならないし、保管していく。事実関係を岡田外相のところで確認するということだからそこはしっかりやってもらう」。同35分、大会議室へ。同36分、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)開始。
 午後6時18分、同本部終了。同19分、大会議室を出て執務室へ。
 午後6時54分、執務室を出て、同55分、官邸発。同56分、公邸着。
 20日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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<元組幹部射殺>殺人は無罪、拳銃所持で実刑 東京地裁判決(毎日新聞)

 東京・上野で07年、指定暴力団山口組系の中西真一・元幹部(当時42歳)を射殺したとして組織犯罪処罰法違反(組織的殺人)などに問われた元組員、米満敏隆被告(53)に対し東京地裁は18日、組織的殺人を無罪とし、銃刀法違反(拳銃加重所持)のみ認め懲役4年(求刑・懲役18年)の実刑判決を言い渡した。藤井敏明裁判長は「目的を知らされず拳銃運搬役に使われた可能性が高い」と指摘した。

 検察側は、米満被告ら5人が共謀し07年10月、台東区上野の路上で中西元幹部を射殺したとして起訴したが、判決は「米満被告は事件を主導した組の構成員ではなく殺害計画を知らされていたとは考えにくい」と退けた。そのうえで実弾3発とともに拳銃を所持したとする拳銃加重所持の罪だけを認定した。【伊藤直孝】

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振り込め被害、2割増加=「おれおれ」7割に上昇−警察庁(時事通信)

 警察庁は17日、全国の警察が認知した2月の振り込め詐欺が前月比36%増の534件、被害総額は同22%増の5億7100万円だったと発表した。息子などを装う「おれおれ詐欺」が52%増の4億円と大幅に増加。被害額全体に占める割合は56%から70%に急上昇した。
 おれおれ詐欺の中では特に、警察官をかたってキャッシュカードを受け取りに来る手口の増加が目立ち、23件増の58件を認知した。 

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<エゾバフンウニ>ラッコに3トン食べられて壊滅状態 根室(毎日新聞)

 根室市の歯舞漁協が納沙布岬沿岸に移植放流していたエゾバフンウニ約3トンがラッコに食べられ、壊滅的な被害を受けていることが分かった。被害額は判明分だけで約500万円に達し、同漁協は頭を悩ませている。

 ウニは昨年5月に移植された。たも網漁の初出漁となった今月4日、漁業者が海底に殻の割れたウニが大量に堆積(たいせき)しているのを発見、同漁協がダイバーによる潜水調査を行ったところ、ほぼ全滅していたという。食害は同岬近くの別の2カ所でも確認された。市歴史と自然の資料館が殻などを鑑定し、「割り方からみてラッコによる食害」と断定した。

 同岬沿岸では昨年5月以降、釧路川(釧路市)で人気者になった「クーちゃん」が移りすみ、これを機に年末以降は2〜6頭が生息しているという。ラッコは1日に6〜10キロほど食べ、特にウニやカニなど高価な海産物を好物にしている。

 02年から2〜3頭が生息している襟裳岬沖(日高管内えりも町)でも03年、ウニが壊滅的な食害を受けたことがある。オホーツク海側のウニのたも網漁は昨年度、約2億3000万円の水揚げがあったが、同漁協は「ラッコが居座っているので、資源が少なくなれば漁業者は生活できなくなる。被害額は3000万円以上になるかもしれない」と懸念する。

 ラッコは法律で捕獲が禁止されている。同資料館の近藤憲久・学芸主任は「米国では、漁業海域にラッコが現れた場合、麻酔銃で捕獲し、保護区に放獣する取り組みが行われている。(日本も)共生に向けて対策を講じていかなければならないと思う」と話している。【本間浩昭】

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<偽1万円札>関東で数百枚発見 日本人2人関与か(毎日新聞)

 東京都や埼玉県など関東一円で今年に入り、偽1万円札数百枚が見つかり、関与が疑われる日本人2人が既に浮上していることが2日、捜査関係者への取材で分かった。各県警が、組織的な犯行の可能性があるとみて捜査している。1月末には青森や岩手など東北4県で偽1万円札計約60枚が見つかっており、関連を調べている。

 捜査関係者によると、関東で見つかっている偽札は透かしがないうえ、見る角度で色や模様が変わる偽造防止用のホログラムも不十分といい、カラー複写機でコピーした可能性がある。紙質は悪くないが、明るい場所で注意して見れば偽物と分かるという。

 警察当局は、既に少なくとも日本人2人が関与したとの見方を強め、行方を追っている。使われる地域が広範囲であることから、グループによる犯行とみている。

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緊張、厳戒三陸の海 大津波警報 不安募るサイレン(河北新報)

 休日の三陸沿岸に避難を呼び掛けるサイレンが鳴り響いた。南米チリ中部の巨大地震で、青森、岩手、宮城の東北3県に28日発令された大津波警報。3県では33市町村の計約32万人に避難指示が出され、住民が高台の学校や集会所などに逃れた。不安と緊張に覆われた避難所で、住民は疲労の色をにじませた。

 岩手県山田町は9707人に避難指示を出し、25カ所に避難所を設けた。山田港から内陸に約300メートル入った御蔵山には近隣から約60人が集まり、屋根越しに見える海の動きに目を光らせた。

 懐中電灯やタオルが入ったリュックを背負って来た阿部清子さん(77)は「とにかく避難しなければならないと飛び出した。被害が出ないでほしい」と話した。

 宮古市の田老公民館には、自治会の役員らに誘導された独り暮らしのお年寄りら58人が避難。近くの無職中居トミエさん(81)は「津波は本当に怖い。気仙沼に住む息子たちが心配だ」と、不安げな表情を浮かべた。

 青森県東通村の白糠集会所には午後、10人ほどが避難。主婦安藤なるさん(74)は「防災無線を聞いてスムーズに避難できた」と話した。

 3県に対する大津波警報は午後7時すぎ、津波警報に切り替えられたが、避難指示などは夜になっても続いた。

 仙台市若林区の七郷小では夕方、避難者の宿泊に備えて体育館に毛布を搬入。午後7時まで140人ほどの住民がとどまり、校内の給食施設では炊き出しも行われた。

 同区荒浜の無職大久保勝彦さん(69)は「早めに警報が解除されると思い、はだしにサンダルで来た。家が心配なので帰りたい」と話し、「宮城県沖地震に向けても備えの大切さを痛感した」と話した。


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